こんにちは、さのっちです。
今回は『成功した人の内容をいかにパクれるかが重要』という話をします。
オリジナルを作るのは徹底的に基本を守った人だけ
ネットビジネスでは「TTP(徹底的にパクれ)」という言葉が存在します。
徹底的に上手い人、師匠をパクることで、自分も成功に近づけることができるということです。
最初はみんな教えてもらう生徒の状態からスタートしますよね。
独学でやるにしても、塾とかに入るにしても、まずは人の作ったものを見て、教わることになります。
ここで上手い人、センスのある人のものを上手くパクれる人が成功しやすいです。
結果が出てる人のものを上手くパクれていることになりますからね。
ですが中にはパクるのが下手な人もいます。
僕自身もパクるのが下手で、最初に始めたブログビジネスの記事はひどいものでした。
今見たら「なんじゃこの手抜き工事は!?」と思いますよ。
もう当時のブログは消えてしまって無いと思いますけどね。
パクりが下手な人は、色々なくねくね道を行ってしまって、成功しにくいんですよね。
上手く行ってる人をマネることで成功しやすくなるのは、上手く行ってる人は既に他人から認められて、結果が出ているからです。
なら、結果が出ている人のものをパクればいいのですが、そうできない人がいるんですよね。
これには2パターンいると思います。
1:そのままパクればいいのに無駄なオリジナリティを出す人
2:単にパクるのが下手な人
1のオリジナリティを出そうとする人は、よく漫画とかにも出てきそうですよね。
例えばビジネス用語のカタカナ言葉をしゃべりすぎて「日本語が不自由な人なのかな?」と思うような、悪く言えば勘違い系の人です。
インターネットで情報が共有されるようになってから、特に「他人と違うことをやらなきゃいけない」と思う人が増えました。
「他人と一緒じゃウケないだろ!」と思っているんでしょうね。
ですが、現実はそんなことはありません。
例えば「日本にはラーメン屋がいくつあります?」という話なんですよ。
歯医者の数なんて、コンビニより多いですよね。
同じ業種、同じ職種でライバルはたくさんいます。
ライバルがたくさんいることは、それだけ需要があることになります。
ライバルが多い分、競争も激しいですけどね。
何より日本には昔から”守破離”という言葉があるんですよね。
教えられた方を守り、基本を完璧にマスターできたらようやく”破”に移れます。
この”守”さえ突破するのは、ものすごく大変なことなんですよ。
例えばネットビジネスで年間4億円稼いでいるというわっきーさんですら「ようやく”破”かな?」ということを話していました。
「というより、ずっと”守”でいいよね」とおっしゃってますからね。
ビジネスをするなら、忠実に基本を守っていれば成功できるんですよ。
突飛なことはいらないんですよね。
自分のオリジナルを出そうとして頭をひねっても、経験したことがないことや、経験値が足りないことに対しては、良い案なんて浮かびませんよ。
もともとたくさん読書をしていて、内容もけっこう覚えていて、知識と知識を組み合わせるのが得意な人なら、頭を使うと案も出てくるかもしれません。
ですが、そのような人はなかなかいないですよね。
僕も同じです。
「副業とか自分でビジネスしたいけど、何をすればいいかわからない。」
こういう人の方が普通ですよ。
ただ、「自分を普通だ。何もない人間だ。」という人でも、これまでの人生で何かしら経験をしてきてますよね。
「字がキレイだ」
「料理が上手い」
「裁縫が上手い」
「勉強が得意だった」
「イラストが上手い」
「スポーツが得意だった」
「小説を読みまくってきた」
「プラモデルを作るのが上手い」
「アニメをたくさん見て色々語れる」
「美形じゃないけど異性からモテる」
などなど。
何かあなたが夢中になってきたことがあると思います。
もしくは
「以前は肌が汚かった」
「昔は太っていたけどやせた」
「偏差値40から東大に合格した」
「運動音痴がプロのスポーツ選手になった」
などなど。
以前は悩んでいたことが誰にでもありますよね。
得意なこと、苦手だったこと、克服したコンプレックスをネットビジネスに活かすことができます。
「あなたの知識をぜひ教えてほしい」という人が必ずいるからです。
あなたができることは、恐らく他人もやっている人がいます。
「他人がやっているからダメだ」ではなくて、他人がやっているから他の人にも需要があるんです。
需要があるということは、あなたが情報発信しても見てくれる人が必ずいます。
だから変に「オリジナルにしなきゃダメだ」ということはしなくていいんですよ。
むしろ上手く行ってる人の型を見つけて、それを自分でかみ砕いて発信すればいいんです。
全てが全てオリジナルの人なんていません。
本当にオリジナルというものは、もう出尽くしています。
自分が「オリジナルだ」と思ったことも、誰かがやっている可能性が高いです。
そもそも”自分のオリジナル”なんて、今まで自分が見てきた本やTV、ネットの情報が元ですからね。
全然オリジナルでもなんでもありません。
だから「オリジナルがないから自分にはできることがない」と悩むのではなくて、自分と同じことをして上手く行ってる人を見つけてください。
もう上手く行ってる人をパクることが、ビジネスを成功させるコツです。
Twitterのアカウントをパクるとかだと、やりやすいですよね。
その人のプロフィールがどうなっていて、どんなツイートをしているのか。
ツイートしている時間はいつなのか、とか。
もちろんプロフィールもツイートも丸々コピペするんじゃないですよ。
人の良いツイートを見て、文章の型をパクって自分の情報に置き換えてください。
Twitterの場合、上手く行ってる人は上手く行ってる理由があります。
その形を取り入れることで、アカウントが成長しやすくなります。
そこでも注意なのが、下手に人のアカウントの要素を混ぜこぜしないことです。
2つ、3つのアカウントをパクって混ぜるより、1つのアカウントをコピーレベルで似せることです。
もちろん”型を似せる”んですよ。
丸ごとパクったアカウントなんて作ってはいけません。
内容は自分のものに置き換えてください。
「上手い」と思う人を見つけることの重要性
上手く行ってる人は、イコール成功できる要素が満載なんですよ。
ある意味、解答を見ながらテストを受けているようなものです。
ブログの書き方や、YouTube動画でどんなものを作っているのか。
Twitterのアカウントはどうなっているのか。
LINEやメルマガはどんなものを作っているのか。
たくさん参考にできる要素があります。
上手い人の型を見つけることは、「自分で考えなくていい」ということになるんですよね。
下手にオリジナリティを出そうとして、時間をかけて迷走するより、上手く行ってる人の型をパクる方が、間違いなく結果が出やすいからです。
自分が出来ることを既に情報発信している人のアカウントを見つけて、やってることをパクる方が、やることが明確なので、最速で結果が出ます。
もちろん、発信する内容は自分のものに置き換えますが。
上手く行ってる人は、どこで何をすればいいかを見せてくれてるんです。
それを利用しないてはないんですよね。
もしかしたら「そんなのはダメだ」という人もいるかもしれません。
ただ、世の中のコンテンツはそういうものって多いですよね。
以前はソニーとかの成功した製品をパナソニックはパクっていましたし。
松下にちなんで「真似下」なんて言われてました。
社会現象を巻き起こしたエヴァンゲリオンだって、庵野監督がウルトラマンを大好きすぎてできた作品です。
新劇場版ではウルトラマンの効果音まで使っています。
上手く行ってるものをパクるのは、日本の大企業や、大成功した作品だってやっているんですよ。
でもエヴァンゲリオンなんて、そのまま見ただけでは「これはウルトラマンのパクリ」とか、ウルトラマンファンにしかわかりません。
上手く型を利用して、ウルトラマンをオマージュしていますよね。
上手く行ってるものの型は丸パクリしつつ、内容は自分のものに置き換えられる人を見つけることで、成功しやすくなるんです。
楽して作ったものはお客さんに響かない
オリジナリティ以外で上手くパクれない人が、テキトーに手抜きして作る人、パクりが甘い人です。
実は僕がいたビジネス塾でよくあったパターンです。
「徹底的にパクれ」とそこでも言われていたのですが、それを勘違いする人が多かったんですよね。
パクることと、コピーすることは違うということでもあります。
まず、僕の失敗例を伝えます。
僕のいたビジネス塾ではブログを利用したビジネスを教えていました。
そこでは”4つの学習タイプ”という型にそってブログを書いていたんです。
・なぜ
・なに
・どうやって
・今すぐ
という4つのパートですね。
1つ目の”なぜ”パートでは、読者に刺さる得たい欲、避けたい欲、理想の未来、を書くパートです。
ここで読者がどのようなことを得たいのか、どんな未来は避けたいのか、欲しいものを手に入れて、どんな理想が待っているのか。
これらを伝える文章を書き上げます。
そこで僕がやっちゃっていたのが
「これを知ることであなたの肌は〇〇になるでしょう。
もしこれをしていなければあなたの肌は〇〇になってしまいます。」
この程度の文章しか書いてなかったんですよね。
多くてもせいぜい3〜4行程度。
こんな短い文章でいきなり話をされて「はい、そうですか」と信じる人はまずいないでしょう。
そこにあるエピソードやストーリーを盛り込んで、具体的な未来を示してあげる必要がありました。
ですが、僕はその他の塾生が書いていた文章はこの程度。
あまりにもこってないブログが量産された結果、「結果が出ない。収益が出ない。」という人が多発したんです。
ですが他の塾生、先輩たちも、具体的にそこから掘り下げて「こうしたらいいよ」という指導が出来る人が、そこにはいなかったんですよね。
つたないというか、まずすぎる文章でもそのまま進めさせて、なかなか結果を出すのが難しい状態になる。
ブログというお店を根本的に見直さず、拡張もしない。
直させるのは小手先の部分だけ。
これでは結果なんて出せません。
ブログ1記事1記事に、自分が書ける情報をこめて作成する意識が完全に抜けていました。
塾が教えている大元のノウハウは王道で正しいものなんです。
ですが、ブログビジネスを教えているのに、ブログの内容そのものがテキトーというどうしようもない状態だったんですね。
その後、僕は最初のブログで収益を出した組に行きましたので、ブログの添削をする立場に回りました。
「ブログの内容、ボリュームが足りない」と気づいたのは、添削に回ったおかげですね。
みんながみんな「なんじゃこのボリューム不足でテキトーな文章は!?」というものばかり上がってくるんですよ。
スマホでスクロールしたら、1回で一番下までいっちゃうくらい、ボリュームが足りませんでした。
文章量が少なすぎて、読者の人に信頼、信用してもらう以前の問題だったんですよね。
人の文章を見て、添削する立場にまわって、初めて自分も「なんてテキトーな文章を書いていたんだ」と気づくことができました。
本当に「人の振り見て我が振り直せ」ですよ。
15分で書けるような短すぎる内容では、そもそも読まれるに値しないものしか記事になりません。
Twitterとかで「「おはよう」といえばみんなからいいねやリツイートされるのは有名人だけ」と言われます。
どこの誰とも知らん人たちがそんなものばかり作っていたんですよね。
内容も熱意もない、「楽して稼げればいい」という人が作ったテキトーなブログでは、結果が出ないのも当然だったんですよね。
あなたもネットビジネスで稼ぐなら、上手い人の型をパクりつつ、手を抜いたコンテンツは作らないようにしましょう。
というわけで、今回はここまでにします。
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