こんにちは、さのっちです。
今回は『無料ブログは使うな!?情報発信に使った時のメリットとデメリット』というテーマで解説します。
あなたは副業でブログを始めるときに
「無料で始めたい」
なんて考えていませんか?
その考えは”NG”です!
なぜなら僕自身、無料ブログの情報発信から始めて、最初のコンテンツで10万円を稼ぎました。
そこから考えると
「無料でも稼げるんじゃん!
じゃあ稼いだブログを教えてよ!」
と思われるでしょう。
ですが、無料ブログで情報発信をして稼ごうとすると、しなくていい苦労をたくさんしてきたんですよね。
しなくていい苦労をしてまでなぜ無料ブログを使ったのかというと「塾の教えだから」としか言えません。
ブログビジネスを教えている塾に入り、そこでオススメしていたのが無料ブログだったからです。
確かに塾の教えの通り、無料ブログでも収益は出せました。
ですが本当に「しなくてもいい苦労」をしてきたんですよね。
無料は”良くも悪くも無料”なんです。
無料で使う以上、無料なりのメリットもデメリットもあります。
というか、無料ブログのメリットって”無料しか無い”ですね。
「本気でビジネスをしたい」となったときに、無料ブログというのは足を引っ張る存在になります。
今回はその理由を解説していきますね。
無料ブログが情報発信にとってはデメリットだと知れば、あなたも「やっぱ無料で稼ごうって考えだけじゃ甘いんだな」と理解できるはずです。
「何がなんでも有料がいい」とは、全部が全部では言いません。
ですが、ことブログに関しては構築にお金をかけた方がいいのは事実です。
小学生のおこづかいレベルの金額でできますしね。
無料ブログの「自分の資産にならない」問題
まず、どのブログでも言えることが、無料ブログにいくら記事を投稿しても「自分の資産にはならない」点があげられます。
無料ブログには
・fc2ブログ
・アメーバブログ
・ライブドアブログ
・Seesaaブログ
・Googleブロガー
・はてなブログ
などがありますよね。
中には課金して有料化できるものもありますが、ここにあげたものは無料で使えるようになっています。
無料ブログの問題は、いくらあなたが必死にブログに記事を書いても、その記事はブログシステムを運営する会社のものなんです。
あなたの知識をいくらアメーバブログに投稿しても、それはアメーバブログを運営するサイバーエージェントのものとなります。
あなたに著作権はありません。
いくら頑張って書いても、あなたはサイバーエージェントのために頑張るだけになります。
もちろん、無料ブログでも投稿することで、あなたの存在を知ってもらえるキッカケにはなりますけどね。
ですが、自分の知識を活用してブログを書いても、自分の知識なのに自分のものにならないんです。
なので、無料ブログを使い続ける意義は薄いですね。
また、アメブロなどに投稿しても、GoogleのSEOに対しての効果は薄いといわれています。
アメブロの場合、日本ではもっとも使用者の多いブログとされていますが、Googleの検索エンジンに対しての効力は低いんですよね。
アメーバブログの場合だと、アメブロ内で検索された場合には、高い効果を発揮します。
しかし、多くの人がまずGoogleで検索しますよね。
そのため検索からの自分のブログを見つけてもらうなら、アメブロのような無料ブログは「弱い」といえますね。
無料ブログの「記事が消される」問題(内容に対する厳しさ)
無料ブログは、無料ブログを運営する会社の規約にそって運用されます。
具体的にいうと”過激な表現はNG”という場合が多いんです。
“過激な表現”といっても、テレビドラマやバラエティ番組では普通に出てくるワードだとしても「NGだから消すわ」となるブログサービスがありますね。
アメーバブログはその代表です。
僕は過去にナンパのコンテンツを販売するために、アメブロを使っていました。
過激な表現はほとんど書きませんでしたが、それでもNGの連続で、何度もブログ記事が消されたことがあります。
たとえば「セックス」というワードは、ゴールデンタイムのバラエティ番組でも出てくることがありますよね。
ドラマでも普通に出てきます。
ですが、アメブロでは普通に記事が消されます。
しかも、何がダメだったのかが非常にわかりにくいんです。
過激なワードがなく、アフィリエイトもなにもしていない記事でも消えることが、結構ありました。
なので、恋愛系のコンテンツとか、夫婦間の悩み、性についての悩みなどを投稿する場合は、アメブロなどの無料ブログは避けた方がいいですね。
削除されては投稿し、削除されては投稿し、では、しなくていい労力がかかるだけで、時間の無駄ですから。
無料ブログの「記事が消される」問題(アフィリエイトができないとか、メルマガ読者募集の難しさ)
無料ブログを使うと、自分のコンテンツを作っても販売できないブログや、アフィリエイト禁止のブログもあります。
アメーバブログがその1つです。
自分の得意なことや、克服したことなどを情報発信する場合、メルマガ読者を集めるのが効果的です。
ですが、アメブロではそのような記事が削除されることは珍しくありません。
削除されないものもあれば、削除されまくるものもある。
その差がなかなかわからないんですよね。
アダルト系でなくても、削除されまくるものもあります。
たとえば受験勉強とか、就職活動についてとか。
エロの「エ」も無いくらいマジメな内容だとしても、消されることがあるんですよね。
消される記事の傾向として、メルマガ読者を集めている記事の場合が多いです。
まあ、アメブロはアフィリエイトも基本的に禁止なので、仕方ないといえますけどね。
情報発信や副業で稼ぐなら、メルマガの読者を集めたいです。
しかしアメブロのような無料ブログで行うと削除されやすいので、難しいですね。
「なんでアメブロを使ってそこまでやるの?」と思われるかも知れません。
その理由は、アメブロは日本で一番よく使われるブログだからです。
内部の利用者、読者が多いから、そのユーザーを狙うのは当然のことですよね。
いくら役に立つ情報でも、人に知ってもらい、興味を持ってもらえないと意味がありません。
僕がいたビジネス塾でアメブロを推奨していたのも、利用者が多いからです。
無料ブログの「商売してはいけない」問題
アメブロのような無料ブログでは、アフィリエイトをしたり、メルマガ読者を集めようとすると、記事が削除されやすいことはお伝えしました。
さらに言えばアメブロでは「商売そのものが禁止」なんですよね。
だから、自分が作ったコンテンツがあっても、アメブロで販売することができません。
明らかな利用規約違反です。
ユーザー数が多いことが大きなメリットに見えるアメブロですが、無料ブログなので、肝心のことができない縛りがあるんですよね。
もし記事やリンクを作っても、当然削除されます。
最悪、ブログ自体が消える可能性もありますね。
自分の資産となる記事を残せず、ビジネスにも使いにくい。
アメブロは芸能人が日記を書いたり、アメブロ内で知名度をあげたい人に向いています。
そこに自分なりのメリットを見出せる人にはオススメです。
ですが
・「自分の書いた記事は自分だけのもの」
・「ブログを活用してビジネスをしたい」
という人には、アメブロや無料ブログは向いていません。
無料ブログは不要な広告だらけ
アメブロの無料版などの特徴が、不要な広告が必ず何個も入ることです。
これが非常に強いデメリットですね。
自分のビジネスをしたいのに、他人の広告で埋められるのですから。
他の広告があるということは、その広告を見て興味を持った人は、あなたの記事から離脱する可能性が高くなります。
仮に商品販売のページでこのようなことが起これば、商品を売ってる側は利益を逃すことになるんですよね。
ですが、ブログを運営する会社としては当然です。
運営会社も広告の収益で稼いでいます。
ならばシステムを用意してくれている会社が、自分の収益を優先するのは当たり前ですよね。
あなたが記事を書いても、ブログを持つ会社のものという理由ともつながります。
記事を書いてる立場からすれば「自分のものにならないのかよ!?」と思うかもしれません。
ですが、人が作ったシステムを無料で利用させてもらう時点で、その文句を言う資格はないのです。
だってブログシステムそのものが、その会社のものですから。
他人が作ったシステムに乗っかるなら、代わりに自分の存在をネットに出せるだけでも御の字といえますね。
アフィリエイトなどができるSeesaaブログ
アフィリエイトができるブログも、もちろん存在します。
その1つがSeesaaブログです。
アフィリエイトができるのはメリットですが、やはり企業が運営してるため、記事を書いても自分のものにはなりません。
また、Seesaaブログは広告のため読み込みがかなり重たいです。
かなりハイスペックのパソコンを使っても、動作のテンポが遅れます。
広告が多くて、ブログサーバーの応答が追いついてないのでしょうか。
Seesaaブログは動作が重く、広告を見た人が別のページに行く可能性があります。
2重の意味で、オススメしにくいですね。
商売に使えるGoogleブロガーは問題だらけ!?
あまり使われている印象を受けませんが、Googleにもブログサービスがあります。
それが『ブロガー』です。
Googleの『ブロガー』は、商品販売にも使えますし、無駄な広告も入りません。
まあ、書いた記事は自分のものになりません。
とすると、メリットがあるように感じますよね。
「無料だし、商品販売に使えるならいいかな」
なんて考える人もいるでしょう。
しかし『ブロガー』にはそれ以外のデメリットがあるんです。
それは「レイアウトがグチャグチャになる」こと。
ブログを使っていると
「この文字を大きくしたい」
「この文字を太く強調したい」
「この文字の色を変えたい」
というような、レイアウトを変更したくなりますよね。
商品販売するとしたら、なおさらに。
しかし、『ブロガー』はそれをすると結構な確率で表示が狂います。
ユーザーが指定した結果を反映できないということが起こるんです。
どうなるかというと
・一番大きくしたはずの文字が一番小さくなる
・位置を変えて整えたはずなのに、文字の位置が変わらない
ということが普通に起こります。
つまり「文字レイアウトを整えて見栄えをよくする」ことができないブログなんですよね。
また、一定以上の長さの記事を投稿することができません。
大ボリュームの記事を投稿しようとしたときに途中から消えてて、困り果てたこともあります。
Googleの『ブロガー』は、他のブログが禁じていることができる代わりに、見栄えを整えることそのものがバグる、とんでもブログなんです。
これはGoogleさんにはなんとかしてほしいところ。
「表示がぐちゃぐちゃになる」ってブログで一番なってほしくない、キツいところですからね。
ビジネスに必須!無条件でオススメのWordPress
ここまで無料ブログの主にデメリットをあげてきました。
その問題点は
・記事を書いても自分のものにならない
・アフィリエイトができない
・メルマガ読者募集が難しい
・自分のコンテンツを直接売れない
・広告表示が多い
・広告表示でブログ自体が重い
・ビジネス制約が無いけどレイアウトがバグる(Google『ブロガー』)
というものでした。
これらが無いブログサービス、というよりシステムが『WordPress』です。
WordPressはブログ運営を行うには「必須」に近いと言えるツールですね。
『WordPress』は無料で提供されているサービスです。
『WordPress』はGoogleが「SEOに強い」と推奨するブログシステムなんですよね。
また、「ブログ」とは言いましたが、『WordPress』で作成された企業サイトも多くあります。
そのためブログだけでなく、ホームページのツールとしても活躍していますね。
WordPressのメリットは
・自分が運営者なので、自分ルールでブログを作れる
・自分の書いた記事が自分のものになる
・自分のブログでサービス販売ができる
・プログラムレベルでカスタマイズ可能
・非常に高い自由度
などがあげられます。
しかし言い換えればデメリットでもありますね。
特にプログラミングを理解してカスタマイズしたりする自由度の高さは、本気で学習しないと困難です。
また、無料ブログサービスと比べて、管理ツールの見た目が複雑です。
「WordPressをインストールしてみたけど、見た目がわからなすぎて使うのやめた」
という人もいるでしょう。
多少なりともパソコンに詳しかったり、自分でいじれる好奇心がない人には向いていないツールです。
しかし、それでもWordPressはネットに自分の資産を構築できるツールですから、ぜひ使っていきましょう。
あなたが記事を書くことで「役に立った!」「もっと知りたい!」と思う人は必ずいます。
発信し続けることでファンになってくれる人は、必ずいるんです。
まずはブログを書く部分だけ理解すればいいので、記事をコツコツ書いて、自分の資産をネットに残していきましょう。
※ただの日記を書いても資産とかにはならないので、注意しましょう。
WordPressを使うのに絶対必要な条件
ただし『WordPress』を使うために必要なことが最低2つあります。
・サーバーが必要
→自分でサーバーを契約して、そこにWordPressをインストールする(土地を借りるようなもの)
・ドメインが必要
→「.com」とか「.biz」とか、URLに含まれている文字列(自分のブログの住所になる)
WordPressを使うために、サーバーとドメイン契約は必ず必要です。
価格自体はあまり高くありません。
代表的なサーバーには
・エックスサーバー
・ロリポップサーバー
・さくらサーバー
などがあります。
価格はこの中では高いですが、エックスサーバーを使う人が多いです。
エックスサーバーは月額で1,100円(1年契約の場合)。
他は半額くらい、もしくはそれ以下なので、安いというメリットはあります。
たくさんのアクセスをさばきやすいエックスサーバー
それでもエックスサーバーを使う人が多いのは、アクセスが増えたときに対する処理能力が高いことですね。
つまり、多くの人が一気にブログを見にきても、エックスサーバーなら耐えられる可能性が高いんです。
他のサーバーだと、動作が極端に遅くなったり、サーバーそのものが落ちたりすることもありえます。
「他と比べて高い」といっても「差額は月数百円ほど」ですからね。
エックスサーバーをあえて選ばない理由もありません。
ただし、普通に使う分にはロリポップやさくらサーバーでも差を感じにくいのは事実です。
ロリポップを契約していたことがありますが、記事へのアクセス速度などで、平時はエックスサーバーとの差はあまり感じませんでした。
なので、最初は少しでも安いサーバーにして、負荷が高くなったらサーバーを引っ越すという手も使えます。
エックスサーバーは最低プランの容量が他より多い
アクセスに対する処理能力以外で重要なのが、サーバーの容量ですね。
エックスサーバーは現在、もっともスタンダードなもので300GBの容量です。
ロリポップやさくらサーバーはもっともライトなプランで100GB。
なのですが、正直100GBでも使い切ることはあまり無いと思います。
ネット上で容量を使うコンテンツの1つが動画データです。
しかし、動画を見てもらいたいならYouTubeを使うことがほとんどでしょう。
となると、WordPressでブログを書くときにアップするファイルは画像が中心になるはず。
数個のブログだと、かなり記事を書かない限り、100GBとか300GBの容量を使い切るのは難しいと思います。
もちろん、ブログをバリバリ使っている人からしたら「そんなわけない」と思う人もいるでしょう。
ただ僕の使用範囲だと、50記事、100記事書いたくらいで100GBも使うことはなかったですね。
ブログが何個作れるかに関わるMySQL(データベース)の数に注目
ロリポップやさくらサーバーには、ものすごく安いプランがあります。
最安値のプランでも100GBの容量があり、十分使えそうに見えますよね。
ですが、注意が必要な点があるんです。
それが『MySQL(データベース)』という項目。
各プランで「MySQL(データベース)の設置可能数は◯個」とか書かれていますよね。
これは「実質WordPressのインストール可能な数」です。
MySQL(データベース)が1個なら、WordPressをインストールできる数は1個です。
つまり1個のブログが作成可能。
いくつもブログを作りたい場合は、MySQL(データベース)の数が多いプランが必要になります。
ブログでビジネスをしたい方、情報発信をしたい方は、何個もブログを作ることになっていくでしょう。
何も考えずに「一番安いプランで」と契約すると
「WordPressが使えない!?」
「1個しかブログが作れなかった!?」
というハメになりかねません。
エックスサーバーはスタンダードなプランでも「MySQL(データベース)が無制限」ですから、ややこしいことは考えずに契約できますね。
ロリポップやさくらサーバーも中間プランあたりで「そんな使いきれないだろ」という数のMySQL(データベース)が用意されますけどね。
僕としては、あとあと速度の問題を感じても引っ越しもしなくて済むエックスサーバーがオススメです。
WordPressの見た目を変えるには『テーマ』が必要
WordPressにはブログの外観をごっそり変える『テーマ』という機能があります。
これは初期のものから、無料のもの、有料のものまでさまざまです。
このブログでは『STORK19』という有料のテーマを使用しています(価格は11,000円)。
有料のテーマを使いたいという人は、WordPressの別コストとして『テーマ』の費用は考えておく必要があります。
WordPressで有名なテーマは
無料
・Cocoon(コクーン)
・Xeory Extension(セオリーエクステンション)
有料
・STORK19
・賢威
・カラフル(ランディングページ特化)
などがありますね。
他にも有名なテーマがいくつもありますので、お気に入りのデザインのテーマを使うのがいいでしょう。
つまり『WordPress』を使うための流れは
1:サーバー契約
2:ドメイン契約
3:サーバーにWordPressをインストール
4:WordPressにテーマをインストール
5:WordPressに必要なプラグインをインストール
という流れが最低必要です。
WordPressを使うのに必要なプラグイン
これまで書いてきませんでしたが、さらにWordPressには『プラグイン』という機能があります。
プラグインを使うことで、WordPressの機能を色々拡張できるわけですね。
これには自分のブログを守るための機能追加も含まれています。
また、Googleのアナリティクスでアクセス解析を連動させるなど、ブログ運営に必須なものもあります。
そのため「定番」と言われるプラグインは必ずインストールすることをオススメします。
僕がインストールしているプラグインを載せておきますね。
詳しい人からしたら「それかぶってる」「それいらない」とかあるかと思いますけどね。
今回は無料ブログは情報発信で避けた方がいい理由と、WordPressのメリット、デメリット、導入に必要なものをお伝えしました。
では、ここまでにします。
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