ネットビジネスとノートパソコンの話。
この話をするとちょくちょくあるのが
「ネットビジネスをしたいけど、パソコンは必要ですか?」
という意見です。
なので結論。
ゼッタイ必須に決まってんだろが!!
はい、終了。
ということはありませんが。
こういうことを言うと中にはYouTubeのホリエモンとかに影響されてる人が、こんなことを言う可能性があります。
「でも、ホリエモンはスマホ一台で仕事できるって言ってますよ。」
でもね。
「それはホリエモンだからですよ!」
これで終了なんですよ。
ホリエモンは確かにすごいし、影響されてる人もいるでしょう。
でもすごすぎて、これから個人で副業とかネットビジネスをやりたいという人には、ほとんど参考になりません。
同レベルか、もう少しでホリエモンに届くという人ならともかく。
ホリエモンの意見を素人が真に受けても、何にもならないんですよ。
いきなりあのレベルにはいけません。
なのであなたが”スマホ一台”で、ネットビジネスができることもありません。
いきなり夢見すぎなんですよ。
第一、ホリエモンだって元は自分でプログラム書くところから、スタートしています。
彼の時代は今より環境が整っていなくて、苦労してプログラミングしたと語っていますよ。
今の時代、環境の整備が整ったからといって、ゼロからスタートする人がパソコン無しでは、何にも出来ません。
ネットビジネスをしたいなら”パソコンを買う”ところからです。
ホリエモンは「パソコンは要らない」と言ってるかもしれません。
でも、世の中パソコンを使って仕事をしている”すごい人”はいますよね。
例えばヒカキンさんなんて、まさにそれ。
ヒカキンさんはいまだにご自分で動画編集をしています。
だから160万円のiMacとか、800万円かけてMac Proを買っていますよ。
高性能のWindows PCも持っています。
※ちなみに”PC”=Windowsのことです。インテルMacもPCです。
これらは”IBM社のDOS/V”という規格で作られたパソコンだからです。
“DOS/V”のマシン=PCなんですね。
AppleがインテルMacになったときに「MacがPCになったよ」というCMを流してました。
またヨドバシカメラでも「PC/Mac」と表記されていました。
ですが、AppleシリコンのMacは「DOS/Vじゃない=PCではない」ので、ご注意を。
すごい人でもパソコンで仕事はバリバリしてますので、1人の人の意見を真に受けて
「今の時代、ネットビジネスでもパソコンはいらないはずだ!
ホリエモンがそう言ってたから!」
とは思わないようにしましょう。
ネットビジネスでパソコンが必要な理由
ネットビジネスでパソコンが必要となる大きな理由を挙げると
・スマホより画面が大きい=作業性が良い
・文字を打つならキーボードが速い
・キーボード、マウス、トラックパッドなど、スマホよりも操作性に優れている
・パソコンで編集することをが前提のソフト、サービスが多い
・動画編集を快適にするにもパソコンが必要
などが、パッと出てきますね。
パソコンキーボードで文字を打つ快適さ
ネットビジネスはブログを書いたり、メルマガを書いたり、とにかく文章を書くことが多いです。
動画編集もするとなったら、脚本、テロップ作成でもたくさん文字を打ちます。
なのでスマホでは、どうしてもパソコンに作業の快適さで勝てないんですよね。
あなたはスマホで文章を書いていて、フリック入力でイラついたことはありませんか?
QWERTY入力で「キーが小さすぎて打ちにくい」と思ったことはありませんか?
僕はありますよ。
僕のメインスマホはiPhone 13です。
6.1インチの画面なので、小さいスマホではありません。
iPhone ProMaxやAndroidからしたら、多少小さいかもしれませんが。
スマホとして決して小型ではないiPhone 13でも、QWERTY入力はキツいんですよね。
パソコンキーボードのキー配列は把握してますから、ローマ字入力に苦労はしません。
でも、iPhoneのQWERTY入力時に、キーを親指でポチポチするのは小さくてキツいです。
あと、フリック入力時の誤入力も良い印象はありません。
ですが、パソコンのキーボード入力なら、フリック入力より誤入力は少ないし、4本の指で打つので、打つ速度も速くて快適。
タッチタイピングをマスターしていない段階では、いろいろとモタついてイライラすることもあると思います。
ですが、まずは手元を見てでも正確に入力することで、どんどん慣れていきますよ。
キーボードを使い続けることで、どんどん正確さも増していきます。
僕はいま、日本語をかな入力で打っています。
ローマ字入力から切り替えたので、慣れるのに時間がかかりました。
ですが、1ヶ月未満で仕事でもかな入力を使うようにしたんです。
結果、2〜3ヶ月で普通くらいには使える速度になりました。
そこまでは毎日ネットのeタイピングで練習していましたね。
1日、短くて20分〜30分。
長くて1時間ほど。
そこまで多く練習はしていません。
仕事でも使っていましたから、慣れていきました。
不慣れでも、無理やり使うかどうかですね。
パソコンを使ったことがあまりなくて、スマホしか使っていない方には信じられないかもしれません。
でも大丈夫です。
必要性があれば、必ずマスターできます。
そこで「やらない理由」を作らないことが大事ですね。
始める前は、誰もがやらない理由を作って、やろうとしません。
ですが実際に始めると、どんどん進めていくことができます。
ネットビジネスで稼ぎたいなら、パソコンは必要ですし、サクサク文字が打てるのも必要です。
どんなパソコンを選べばいいのか
ネットビジネスに使えるパソコンは数が多いです。
なので先に「使ってはいけないパソコン」をお伝えします。
買ってはいけないパソコン
結論、6万円以下のノートパソコン。
たぶんほとんどの人がノートパソコンを欲しがるので、先にノートパソコンについて書きます。
なぜ6万円以下のノートパソコンがダメかというと、価格.comの売れ筋が6万円前後だからです。
この価格以下のノートパソコンは、買うべきではありません。
特にパソコンのハード面に詳しくない人は、値段だけでパソコンを買おうとします。
その結果「パソコンは使えない」と文句言ってる印象。
パソコンは”一定の性能”以下のものは、買うべきではないんですよ。
“一定の性能”というラインを見ても、現在は6万円以下がダメですね。
59,800円とかなら、セーフかもしれないけど。
ではこの価格以下のものを買うと、どういうことが待ってるのでしょうか。
どうなるかというと
・Windowsすらまともに動かせないポンコツ
・Windowsアップデートが1日作業
・OSだけで処理が手一杯だから
他のソフトもまともに動かない
こんな未来が待っています。
忘れないでほしいことは、Windowsって10や11はそこそこ処理が重いんですよ。
とは言っても、性能が十分なパソコンなら負荷は1〜2%、0%レベルです。
でも6万円以下、特に5万円以下のパソコンにとって、Windowsの処理はゲキ重。
この価格帯のノートパソコンには、”パソコンの頭脳”という部分に『Celeron N』というCPUが使われることが多いです。
家電量販店のパソコンコーナーでも、パソコンのスペック表が製品に貼り付けてありますよね。
家電量販店で買うにしても『Celeron N』と書かれたものは「絶対の絶対に」購入しないでください。
他にも「これが書かれていたら買ってはいけない」ものを書いておきます。
記載があれば買ってはいけないスペックリスト
CPU項目
インテル製CPU
・Celeron
・Pentium
・Core i3
AMD製CPU
・AMD-Aシリーズ
・Athlon
・Ryzen 3
メモリ
・8GB以下
ストレージ
・240GB以下
買ってもいいスペックリスト
CPU項目
インテル製CPU
・Core i5
・Core i7
AMD製CPU
・Ryzen 5
・Ryzen 7
メモリ
・8GB〜16GB
ストレージ
・240GB以上
このポイントに注意して買えば、文章書き用のパソコンとしては不自由しないはずです。
文章書きにオススメのノートパソコン
2023年半ば現在、価格.comの売れ筋のノートパソコンで、最安値に近いのは6万円くらいのノートパソコンです。
なぜこの価格帯がトップクラスに売れているのか。
“現実的に使えるノートパソコン”だからなんですよね。
動画編集とか、ゲームとかはできない。
でも持ち運びに許容範囲の重さだし、性能も悪くないから売れているんです。
価格.comのノートパソコンカテゴリで、1位〜5位の中から選べば、基本的に問題はありません。
もう1つはMacBook Airです。
文章を書くだけなら、11万円前後のモデルがオススメ。
個人的にノートパソコンで文章を書きたい人にはMacBookの方がオススメなんですよね。
理由はキーボード。
かな入力の僕だけかもしれませんが、日本語配列で基本中の基本配列を守ってくれてる。
それがMacBookなんですよ。
Windowsの安いモデルは、キーボードが英語配列。
これが僕は許せない。
6万円くらいで買えて安いのは良いよ。
でも僕にとって英語配列は文章が書きにくいからダメ。
ですが、多くの人はローマ字入力なんで、どっちでもいいんですけどね。
あと、トラックパッドが使いやすいのはMac。
だって物理的な右クリック、左クリックが無いから。
Windows機はこれが物理的に分かれてます。
ノートパソコンではMac慣れしてるんで、Windowsのノートパソコンの方が、地味に使いにくいんですよね。
HPやDELLといったパソコンのメリットは”OSがWindows”ということ。
OSは個人的にWindowsの方が使いやすいです。
慣れれば、MacはMacで悪くないですけどね。
動画編集をする場合のパソコン
前提として動画編集をする場合は、ノートパソコンはあまりオススメしません。
動画編集はパソコンの性能が求められます。
性能が高いパソコンは、基本的に重いからです。
動作が、とかでなく、重量が、です。
高性能のノートパソコンは2kgとか3kg近いのもザラです。
なぜなら高性能パーツは「冷やす必要がある」んですよね。
ヒートシンクとか、冷却に必要な金属類もてんこもり。
筐体のサイズも大きいですから、持ち運びに不向きにと言えます。
僕のノートパソコンはM1 MacBook Airで、重量は1.3kg未満です。
1.3kg未満をリュックに入れて持ち運んでも、そこそこ重いですよ。
動画編集とかは、できないことはありません。
ですが13.3インチという画面の小ささが、一番のアダですね。
なので、作業効率がものすごく悪い。
また、動画の書き出し速度も遅い。
YouTuberが「MacBook Airでも動画編集は十分できる!」と、絶賛してる動画もたくさん出ています。
でも、それに惑わされてはいけませんね。
動画の書き出し速度とか、おっそいのに発熱はものすごくします。
バッテリーへのダメージが、かなり心配になりますね。
リチウムイオンバッテリーは熱に弱いですから。
ちなみにM1のMacBook Airで1時間くらい書き出し時間がかかる動画を、パワーのあるデスクトップパソコンで行ったらどうなるでしょうか。
僕のデスクトップパソコンのスペックを一応書いておくと
・Core i9 12900K(発売時、約8万円)
・CPUクーラーはAssassin Ⅲ(重量1kgほど)
・メモリ64GB(M1 MacBook Airはカスタムで16GBが最大サイズ)
・グラフィックがGeForce RTX2060(4.5万円)
・電源ユニット850W出力(MacBook Airの充電器は30W)
という感じです。
この性能のパソコンで、大体10分以内に終わります。
ノートパソコンとはいえ、あまり編集もしていない動画で、1時間も書き出し時間がかかるMacBook Air。
デスクトップで自宅から身動きは取れなくても、パワー押しで、短時間で処理が終わるパソコン。
正直、「こっちがいい」とは言いません。
動画編集が必要な時は自宅でやるし、文章書きとかは自宅だとやらないから、スタバに行ってMacBookでやります。
単に適材適所、できるなら使い分けた方がいいだけですね。
自宅作業が中心になる人は、デスクトップがオススメ。
カフェとかに行かないとやる気が出ない人は、MacBookをある程度カスタマイズしたものがオススメだと思います。
動画編集するけどMacBookが欲しい人は、MacBook Proがオススメですね。
Airとの違いは”冷却ファンがある”ことです。
パソコンで負荷のかかることをするなら、冷却力が高い方が望ましいので。
僕がファンレスのAirを使って感じたのは「動画の書き出しはやっぱりヤバいくらい発熱するやん」ということなんですよね。
あと、M1チップの性能は、動画の書き出しだとはっきり言って微妙。
「おっそい!ここまで遅いのかよ!進まねー!」
というのが感想です。
もちろん筐体が薄いので、それなりの性能とは理解しています。
ただ、M1って出た当時、ものすごく評判が良かったんですよね。
YouTuberも大体絶賛。
今だから言える。
YouTuberは大体褒めすぎてて、なんの参考にもならん。
ノートパソコンを買うとか、パソコンについて知りたい時は、YouTubeなら吉田製作所も見ておいてください。
なぜ高性能パソコンが必要なのか。
なぜ低価格ノートパソコンを買ってはいけないのか。
吉田製作所を見れば、ほとんど分かります。
結論
文章書き中心
→価格.comの第1位〜5位のノートパソコン
→もしくはMacBook Air
ノートパソコンで動画編集
→できればMacBook Proで、メモリは16GB以上
※Windowsは種類がありすぎてややこしいので割愛※
全てを包括できるパソコン
→デスクトップパソコン
→選択肢は20万円以上のBTOか自作のみ
→家電量販店の大手既製品や、iMacのことではない
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